理想主義随筆

日々の随筆、散文

労働形態の最適化_固定費の変動費化

小学生の時

「このページ終わった人から休み時間にしていいよ。終わらなかったら宿題ね」

とよく言う先生がいた。

「1分でも早く終わらせて、校庭でボール遊びがしたい!」と願っていたぼくにとって、強烈なモチベーションになっていた。

また周りに負けまいと必死になり、自分より速く終わる人がいれば小便がちびりそうなほど焦りながら問題を解いていた。

しかし今は、早く片付ければやりたいことができる時間が長くなるという単純なことを、忘れかけている。

なぜなら、

仕事はやってもやっても無くならない。

早く終わったら、その分だけ余計に仕事が増える。

9:00-18:00は出社しないといけない。

そんなできの悪い制度に縛られているからである。

 しかしこれから世の中はオンデマンドエコノミーが進み、成果報酬型の働き方が増えていき、人々は好きな時に好きなだけ、本当に価値を作りながら仕事をするようになる。企業も成果報酬型で仕事を任せれば固定費が無くなり、余計なマネジメントも必要なくなり、その分、社会からエネルギーの浪費が無くなり総体として豊かになって行くだろう。

そして固定費を変動費化できない企業はすべからく死に絶える。

 

 

「時差ビズ始動、効果は? 満員電車解消へ企業も参加、東京」

https://m.newspicks.com/news/2361293/

 

https://s.pook.life/lp/
オンデマンドサービス、シェアリングエコノミーが熱い。

困難は分割せよ

タスクを眺めてやる気が起きないなら、それぞれのタスクをより細かくして具体的にする。

そうすれば何をすべきかよりイメージしやすくなり、ネクストステップに取りかかれる。

やるやる言ってやらないタスクについて、見直してみるといい。

人はイメージできないとやる気が起きないが、逆にイメージができると閾値を超えることができ「これは行けるぞ」と期待や射幸心に似た意識が強まり、行動するだけのモチベーションが生まれる。

会話欲

「話せる相手」「話せる場」も、食べ物と同じように必要だ。話せる相手や、話せる環境を求めて人は行動をすることがある。

 

話せる場は貴重だ。

 

男性と女性では溜まるストレスの量が違い、それは単純に、人に話してストレスを発散しているか、話さずにストレスを溜めているかの違いだと言う。

 

だから、会話のある家庭環境は人生において非常に有利であり、とくに親の立場にある人間は、頻繁に会話がなされる風土を作る努力が求められる。

 

話せる友だちも重要で、そのために飲み会、女子会などは開かれ、人は予定に都合をつけて駆けつける。

 

話せるパートナーも家族と同様に重要だ。じぶんの状況を把握してくれていて、今日あった出来事を話しただけで、それが自分にとってどういう意味のある出来事だったかをすぐに理解して共感してくれる。もっとも、ふだんから対話をする努力を積み重ねていればの話だが。

創造するには


何かを創ろうとするとき、必要なのは、流れを作ることだ。その流れの中で、自然と何かしらの形ができあがってくるのである。

これは、この世界の法則でもある。エネルギーの流れの中では、自己組織化によって「散逸構造」という構造体(なんらかの形)が生じる。

散逸構造は、岩石のようにそれ自体で安定した自らの構造を保っているような構造とは異なり、例えば潮という運動エネルギーが流れ込むことによって生じる内海の渦潮のように、一定の入力のあるときにだけその構造が維持され続けるようなものを指す。」-Wikipedia_散逸構造

生命体も、大きなエネルギーの流れの中で分子が自己組織化し生じた構造体の一つだ。

「生命現象は定常開放系としてシステムが理解可能であり、注目されている。」-Wikipedia_散逸構造

そして、「渦」という構造体、「生命体」という構造体と同じように、

「意識」「思考」などの抽象的なもの(概念、ゲシュタルト)も自己組織化した構造体と呼べるのではないかと考えられる。

たとえば特定の情報のインプットとアウトプットの流れを作れば、頭の中に特定の「知識体系」ができあがる。

ブログに特定の情報を流し続ければ、特定の指向性をもった「メディア」という構造体になる。

世間に特定のメッセージを投げかけたりイメージを与え続ければ「ブランド」という構造体ができあがる。

特定の人と定期的に会うようにしていれば、「友情」という構造体ができあがる。

そして、流れが止まると構造体は死ぬ。潮の流れが止まれば渦は消滅するし、太陽光が止まれば地球は死ぬだろう。人は食べなければ死ぬし、部屋に引きこもれば“コミュ力”は失われるし、何も刺激がない空間に拘束されると発狂して精神が死ぬ。

有機的に価値のある何かを創造したいなら、一定以上の速度(頻度)でエネルギーを注ぎ続け、とにかく流れを作ることだ。

光害

夜空を覆う「光害」、世界人口の3分の1は天の川見えず
http://www.cnn.co.jp/m/fringe/35084157.html

 

電球は、工場の夜間稼働に使われるようになり、経済競争に拍車をかけた。

 

生き残るためには仕方がないが、それで幸せになっているとは思えない。

 

環境に悪影響をあたえて自分たちの首を絞めるだけならまだいいが、共生する生き物にも悪影響を与えている。

 

たとえば、ウミガメは卵から孵化すると月の光に向かって進んでいき、海に到達するようになっているが、街の光に反応して街中に這っていくということが起きている。

 

宣誓

きょう、愛犬が死んだ。

 

実家の母親から連絡があった。

 

 

 

もっと色んなところに連れて行ってあげられたらよかった。

 

もっと構ってあげられたらよかった。

 

今日だって、最期を看取ってあげられたらよかった。

 

 

仕事に縛られて、

 

死に目に立ち会えなかった。

 

 

もう、こんなことはあってはならない。

 

じぶんの時間、じぶんの人生を、じぶんの思うように生きていく。

 

もう流されて生きていくものか。

 

かならず、人生の主導権をにぎる。

 

 

 

大事な存在との時間を

 

守れるように。