イラストを描くまでの手順
アイデアというものは、
広い空間にいるときに浮かびやすい。
そして、狭い空間にいる時は、
集中力が増すぶん
アイデアは浮かばなくなる。
人間の心理的にそうなっている。
つまり、
絵を描こうとして
紙に向かっている状態では、
アイデアは浮かびにくい。
なので、
アイデアなしで紙に向かっていると
「描けない」という意識が生まれる。
それが続くと
描きたくなくなってくる。
描くのが億劫になる。
しかし、
アイデアが浮かぶと
「はやく描きたい」
という感情が生まれる。
つまり、
まず広い空間でアイデアを出し、
かつ
「はやく描きたい」
という感情を育む。
それありきで
紙に向かう必要がある。
モチベーションを保つには
①アイデアを出す
②「描きたい」と思う
③描く
という順番は変えてはいけない。
いきなり紙に向かって
「描かなきゃ」「でも描けない」
という意識がこびりつくと、
どんどん絵を描きたくなくなる。
まとめると、
広い空間でアイデアを出し
「それをはやく絵にしたい」
という感情を生み出し、
狭い空間に移って
集中して作画をする。
そうすることで、
うまくアイデアを出し、
絵を描くモチベーションは生む一方で
「描けない」という意識を排除し、
集中して作品を作る、
というプラスの流れができる。
とにもかくにも、
なんのアイデアもなしに、
描きたいという気持ちもなしに、
紙に向かってはいけない。
最終的には、普段から
自然とアイデアが浮かぶくらい
絵のことを考えていて、
描きたい物がいっぱい、
という状態になるのが理想だ。
そしたらいつでも紙に向かっていい。