理想主義随筆

日々の随筆、散文

メルカリ メゾンズ

ザワットという原田大作さんが経営していた会社でアルバイトをしていたことがある。

ザワットでは当時「Wish Scope」というCtoCのwebサービスを運営していた。

いまでこそ「ココナラ」「ストアカ」「AnyTimes」「pook」そして「メルカリ」などのCtoCサービスが世間に流行ってきているが、WishScopeはCtoCが流行る前からあった。

当時はほかに有名なもので「ジモティ」があったくらいだろうか。

WishScopeは、先取りをしすぎて世間のほうが追いついていなかったために、そこまでスケールせず、いまはクローズしてしまっている。

当時WishScopeをよく見ていた僕は、ザワットが自社サービスであるWishScope上で募集をしていたアルバイトに応募した。

それが「スマオク」という、ファッションブランドアイテム専用のフリマアプリに関わるものであった。

今年に入って、「スマオク」を運営する株式会社ザワットはメルカリの100%子会社となり、原田さんもメルカリ(ソウゾウ)へジョインし、先日ブランド特化のフリマアプリ「メルカリ メゾンズ」がリリースされた。

WBSなどでも原田さんがメゾンズのアプリをプレゼンする姿が紹介されていた。

アルバイト経験のなかった僕を採ってくれたザワットの原田さんや、ブランドアイテムを扱っていThe Real Realというベンチャーで実際にアルバイト業務の監修をしてくださった横田さんには大変お世話になった。

スマオクが、メルカリに引き継がれる形でもスケールしていっていることは、大変感慨深い。

事業は、やはりタイミングとスピードが重要だという教訓を実感したできごとでもあった。