理想主義随筆

日々の随筆、散文

【扁桃体記憶忘却メソッド】フラッシュバックイメージを、別のイメージで置換して消す

 

嫌な記憶、忘れたいのにふとした時に思い出してしまうイメージを消すには、どうしたらいいだろうか?

ただ嫌な記憶を振り払おうとすると逆効果で、どんどんそのことを考えるようになってしまい、しまいにはどんな事にもその記憶を結びつけてしまうようになる。

嫌な記憶を消したいのであれば、別のイメージで置き換えることが有効だ。

たとえばどうしても嫌いな人の顔を思い出してしまうという場合、まず思い出した時に、できるだけ早く何か別の「単語」を思い浮かべるといい。単語は毎回同じものと決めて、嫌な人の顔を思い出した時には毎回その単語を思い出すようにする。嫌な人の顔→単語の切り替えが速くなるほど、だんだんと嫌なイメージが頭を悩ますことは無くなる。最終的には、嫌な人の顔が浮かびそう、と感じた時にはもう単語を思い浮かべられるようになる。つまり、嫌なイメージをほぼスキップして代替イメージに結びつけられるのである。

単語は何でもいいのだが、ぼくは「扁桃体」を代替イメージとして用いている。


扁桃体」を代替イメージにする理由としては、

扁桃体は脳の中の記憶に関する部位であること
イメージ置換と関係があるので、単語としてすぐに出しやすい。単語の印象が弱すぎると「代わりに思い浮かべる単語、なんだっけ?」となり、すぐに嫌なイメージから切り替えられない。

②ふだん目耳にすることがないこと
扁桃体と聞いて、ふつうは形があまりイメージできないので、イメージを置換していった時に元のイメージと結びつきにくい。
たとえば、嫌な人の顔を忘れたい時、代替イメージを「サル」にすると、サルを見たり聞いたりした時に、逆に嫌な人の顔を思い出してしまうということが起きる。
代替イメージを「扁桃体」にすることで、記憶のトリガーが引かれにくくなり、頭の中に残らないのである。

 

この扁桃体メソッドは自分が愛用している方法で、じっさいに頭に染みついた嫌なイメージを忘れることができている。むしろ完全に忘れてしまっているので、いままで何を扁桃体と置き換えて忘れてきたのかを思い出せず、例として「嫌な人の顔」を挙げたがこれは自分自身の例ではない。


※これは僕が嫌な記憶を消すために自ずと開発した方法であり、サンプルは自分だけで再現性があるかは定かではなく、副作用も分からないため、あくまで参考程度としてください。また、この方法を試したことで起きる全てのことに責任は負いません。試す場合は各々の責任でおこなってください。